来夏フリーで獲得可能な選手は? 契約満了を迎える選手“トップ21”を英メディア選出

「来夏フリーで獲得できる選手トップ21」が発表【写真:Getty Images & AP】
「来夏フリーで獲得できる選手トップ21」が発表【写真:Getty Images & AP】

メッシを筆頭に来夏の“フリー移籍”が迫っている選手たちを紹介

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今夏、契約満了まで1年となった段階での移籍希望が世界に驚きを与えた。最終的に残留を選んだなか、英メディアはメッシを含めた来夏契約満了となる21選手を特集。名手21人を“ランク付け”して紹介している。

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 来年6月に所属クラブとの契約満了を迎えるに選手は、年明けの1月から他クラブとの交渉が可能になる。契約満了で退団した選手の獲得には移籍金がかからないため、移籍市場における注目度は高い。

 来夏はメッシを筆頭に契約満了を迎える予定の有力選手が多く、英メディア「GIVE ME SPORT」は「来夏フリーで獲得できるベストプレーヤー」として、21人の選手をランキング化。それぞれの置かれた状況などについて解説している。

 下位に入った選手の中で目を引くのは、抜群の実績を誇りながら、現在はアーセナルで“飼い殺し”状態となっている元ドイツ代表MFメスト・エジルだろう。ランキングでは21位。今季のプレミアリーグおよびUEFAヨーロッパリーグ(EL)のメンバーから外れてしまったものの、「今でもワールドクラスのビジョンを持っており、ノースロンドンを離れた際には自身の正しさを証明しようとするだろう」と紹介されている。

 17位の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチも、その去就が常に注目されてきた選手だ。昨季途中にACミランに復帰すると、40歳近い年齢を感じさせない卓越したプレーでチームを牽引。今季のセリエAでも4試合7得点という圧倒的な成績で、6試合を終えて首位を走るチームの中心選手となっている。

 その他にもドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー(パリ・サンジェルマン)、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマなどビッグネームが並ぶなか、バイエルン・ミュンヘンからは多くの選手の名前が挙がった。6位のオーストリア代表DFダビド・アラバを始め、11位の元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング、14位の元スペイン代表MFハビ・マルティネスと、最多の3人がランクイン。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝チームにとって、来夏は少なからず変化のある移籍市場になりそうだ。

 5位からはアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(PSG)、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(レアル)と、正真正銘のワールドクラスが居並ぶ。特にモドリッチとラモスは長年にわたってレアルの屋台骨を支えてきた選手であり、特に後者は契約延長が濃厚とも言われているものの、契約満了となればビッグニュースとなるのは間違いない。

 そして1位は当然ながらメッシ。記事では「幸運なクラブが無料で史上最高の選手を迎え入れるかもしれない」と伝えられているが、過去最多6回のバロンドール受賞を誇る名手は、来夏を迎えても考えを変えずに移籍を選ぶのだろうか。

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