モウリーニョ公式SNSは「最高のアカウント」? 勝利後の“不満げショット”をファン称賛
ELルドゴレツ戦後のSNS投稿が話題に
トッテナムは現地時間5日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節でルドゴレツと対戦し、3-1で勝利を収めた。大会2勝目を挙げてグループ突破に近付いた一方、ジョゼ・モウリーニョ監督は自身のSNSに不満げな表情の1枚を投稿し、話題を読んでいる。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
ここまで1勝1敗の成績で第3節ルドゴレツ戦を迎えたトッテナムは、前半13分にイングランド代表FWハリー・ケインのクラブ通算200ゴールとなる先制点で先手を取ると、同32分には元ブラジル代表FWルーカス・モウラが加点。後半5分には1点を返されるものの、同17分にアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソが3-1とするダメ押しゴールを挙げ、3-1の勝利となっている。
この勝利により、トッテナムはアントワープと勝ち点で並び、得失点差でグループJの首位に立った。グループ突破に向けて順調に歩みを進めているようにも見えるなか、モウリーニョ監督は試合後に自身の公式インスタグラムを更新。「勝ったが、特に良いプレーをしたわけでもない時」と綴り、ソファに腰掛けて不満な表情を見せる自身の写真を公開した。
この投稿には「いつまでも変わらないジョゼ」「勝っても満足しない男」とメンタリティーに賛同するコメントが寄せられていたが、それ以上に多くの反響を集めたのは、欧州ビッグクラブの監督としては異例とも言えるリラックスした雰囲気だ。
モウリーニョ監督は過去にもロッカールームや機上での一幕を公開。「最高のアカウントだ」「2020年最大の発見はジョゼのインスタだ」「今すぐインフルエンサーに転向すべき」「こんなに面白い人だったとは」と、多くのファンが名将の投稿を楽しんでいることが伺えるコメントが並んでいた。
勝利だけでは満足しない指揮官としての考えを示しつつ、“お茶目”な一面を見せてファンを楽しませることにも成功しているモウリーニョ監督。指導歴の長いベテラン指揮官ながら、SNS活用もそつなくこなす柔軟性を発揮している。