イブラヒモビッチとトッティの争奪戦から撤退へ ミランの名物会長が断言
早々に白旗宣言のベルルスコーニ会長
ACミランの名物オーナーであるシルビオ・ベルルスコーニ会長が、今季終了後のパリ・サンジェルマンのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチと、ローマの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティの獲得を否定した。イタリア地元ラジオ局「テレ・ラジオ・ステレオ」で語ったもの。
イブラヒモビッチは、今季限りで契約満了となるPSGからの移籍を公言している。2012年シーズン以来となるカリスマの復帰はミラニスタの悲願であり、ベルルスコーニ会長も昨季からイブラ獲得に血道を上げてきた。そして、ローマでルチアーノ・スパレッティ監督との確執が浮上し、去就問題が浮上しているローマの英雄についてもミランの名物会長は言及した。
「トッティとイブラヒモビッチ? バンディエラには触れてはならない。スウェーデン人はあまりにも大金がかかり過ぎる」
トッティの獲得には乗り出さず、中国の国策として95億円の年俸を提示されているというイブラ争奪戦からも撤退する意向を明らかにした。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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