ソン・フンミン、名実ともにケインと二大巨頭へ 同等の週給2700万円の異例待遇で契約延長へ
「伝統的にピラミッド構造の賃金体系をとっている」トッテナムにおいては異例の条件
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、クラブとの契約延長に向けて交渉が行われている。新契約ではイングランド代表FWハリー・ケインと同格の週給20万ポンド(約2700万円)を手にすると報じられ、その待遇が“異例”だとして注目を浴びている。
2015年からトッテナムでプレーするソン・フンミンは、プレミアリーグでは16-17シーズンから4年連続で二桁ゴールを決めるなど、チームの得点源として活躍。今季は7試合で8得点を決め、現時点で得点ランキングトップタイに立っている。ケインとの2トップの連携は円熟の域に達し、今やプレミア最強コンビの呼び声も高い。
そんな韓国代表FWに対し、クラブも最高級の待遇を用意して契約延長を準備していると現地メディアで報じられている。
英ポッドキャスト「Transfer Window Podcast」では、プレゼンターのイアン・マクギャリー氏が「ダニエル・レビィがCAA(エージェント会社)のソンの代理人と会談した」とトッテナムのレビィ会長が介入して交渉が進展中だとレポート。「ソンはハリー・ケインと同等のオファーを受けている」と、キャプテンのケインと同じ週給20万ポンドの4年契約が準備されていると伝えた。マクギャリー氏は、さらにこうコメントしている。
「合意に達すれば、彼(ソン・フンミン)は週に20万ポンドを稼ぐことになるだろう。トッテナムにとって非常に大きなお金だ。彼らには伝統的にピラミッド構造の賃金体系をとっている。ソンがキャプテンと同じ金額を手にすることになれば、それはスパーズのビジネスの手法からはかなり逸脱している」
センセーショナルな活躍を続けるソン・フンミンを高く評価するクラブは、まさに“異例”ともいえる条件を用意しているようだ。今週末には新たな話し合いが行われる予定だという。
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(FOOTBALL ZONE編集部)