「一体どうした!」 メッシの“ある振る舞い”に海外困惑「非協力的でボール奪取に無関心」
バルセロナはディナモ・キエフに2-1で勝利 メッシはPKで先制点も…
バルセロナは現地時間4日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節でディナモ・キエフと対戦し、2-1で勝利を収めた。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシはPKで先制点を奪取したが、海外メディアは“動かぬ姿”を取り上げ、「チームプレーがほとんど皆無で、ボール奪取に関心がない」と指摘している。
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バルセロナはロナルド・クーマン新体制で今季に臨んでいるが、リーガ・エスパニョーラでは直近の4試合で2分2敗と低空飛行。宿敵レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”も本拠地カンプ・ノウで1-3と落とし、現在暫定12位に沈んでいる。一方、CLでは第1節フィレンツェヴァーロシュ戦(5-1)、第2節ユベントス戦(2-0)と連勝を飾り、グループ首位に立っている。
ディナモ・キエフ戦では、バルセロナが前半5分にPKを獲得すると、キッカーを務めたメッシが冷静に決めて先制点を奪取。また、後半20分にはスペイン代表DFジェラール・ピケが追加点を決めた。3連勝でグループステージ突破に大きく前進した一方、メッシの“あるシーン”に脚光を当てている。
2-1で迎えた後半アディショナルタイム、ディナモ・キエフが自陣でポゼッションし、反撃の一手を探っている最中、メッシはプレッシングを一切かけることなく、歩きながらそれを眺めていた。わずか1点差の展開だけに、海外メディアから見ても印象は良くなかったようだ。
ホンジュラス紙「Diario Diez」は公式ツイッターで「メッシの一連の写真は批判の雨を発生させている。チームプレーに非協力的でボール奪取に無関心だった」と文章を添え、ボールを保持する相手選手を隣で見るだけのメッシの写真を投稿。また、米スポーツ専門局「ESPN」も公式ツイッターで「世界で物議! メッシはじっと立っているだけ。レオ、一体どうしたんだ!」と取り上げている。
メッシは昨季限りの退団が濃厚とされていたなかで、最終的にはバルセロナに残留した。ただ、今季は例年以上のパフォーマンスを発揮できておらず、ディナモ・キエフ戦で見せた“緩慢プレー”に関しても、少なからずモチベーション低下を物語っているのかもしれない。