森保ジャパン、“欧州組限定”の「ポジション別序列」 大迫&中島不在で鍵を握るのは?
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11月のオーストリア遠征招集メンバー24名を発表、CBは吉田&冨安が鉄板
日本サッカー協会(JFA)は11月5日、オーストリアで行われる国際親善試合パナマ戦(13日/日本時間午後11時15分)とメキシコ戦(18日/日本時間午前5時)に臨むメンバー24名を発表。10月シリーズに続いて、入国制限やJリーグの日程などの問題がある国内組は招集せず、“オール欧州組”で構成された。
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また今回、所属クラブとの兼ね合いで10月シリーズに招集されたFW大迫勇也(ブレーメン)の招集を「断念」(関塚隆ナショナルチームダイレクター)し、DF安西幸輝(ポルティモネンセ)が不選出。代わりに、東欧クラブに所属するFW浅野拓磨(パルチザン)とMF橋本拳人(FCロストフ)が新規招集、コンディション不良で10月の代表遠征を辞退したDF長友佑都(マルセイユ)がメンバーに名を連ねた。
■GK
権田修一(ポルティモネンセ)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)
川島永嗣(ストラスブール)
10月シリーズは権田とシュミットを1試合ずつ起用。シュミットはシント=トロイデンに戻り、10月24日のスタンダール・リエージュ戦(2-0)で今季初出場し、クリーンシートを達成した。一方で権田はリーグ戦出場がない状態が続いており、川島も9月以降は実戦から遠ざかっている。
■センターバック
吉田麻也(サンプドリア)
冨安健洋(ボローニャ)
植田直通(セルクル・ブルージュ)
板倉 滉(フローニンゲン)
吉田&冨安のコンビはもはや鉄板で、10月シリーズの2試合でも不動だった。その2人には遅れを取っている感は否めないが、植田もコートジボワール戦(1-0)で途中出場からヘディング弾で劇的な決勝ゴールを決めてアピールしている。板倉は前回、DF陣では唯一出番がなかったが、フローニンゲンではセンターバックのレギュラーを務めており、コンディション的には悪くなさそうだ。