鹿島MF、“高難度ダイレクトボレー弾”を英アナリストも称賛 「美しい」「ピカイチ」
鹿島MF遠藤康が左足で叩き込んだ劇的な決勝ボレー弾を海外も高評価
鹿島アントラーズのMF遠藤康は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場に伴う前倒しで3日に行われたJ1リーグ第31節横浜F・マリノス戦(3-2)で、鮮やかな決勝ゴールをマークした。待望の自身今季リーグ戦初得点となった渾身ダイレクトボレー弾に、英国人アナリストも「美しい」「ピカイチ」と称えている。
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鹿島は前半17分に先制点を許すと、同27分にもFWエリキにネットを揺らされて失点。アウェーで0-2のビハインドを背負う展開となった。しかし同39分、FW上田綺世が完璧なトラップからシュートを放って1点を返すと、後半33分にはFWエヴェラウドが豪快なミドルシュートを突き刺し、2-2の同点に追いついた。
そして勢いに乗る鹿島は後半39分、勝負を決める一撃を叩き込む。右サイドをフリーで抜け出した途中出場のFW伊藤翔が、中の状況を確認しながら柔らかいクロスを供給。これをペナルティーアークで待ち構えた同じく途中出場の遠藤が、わずかにバックステップを踏みながら落下地点を見極めて左足を振り抜く。豪快なダイレクトボレー弾が、相手GK高丘陽平の手をかすめるようにしてネットに吸い込まれた。
遠藤は今季リーグ戦21試合目の出場にして、これが嬉しい初ゴール。Jリーグ公式ツイッター英語版が「ヤスヒト・エンドウのとてつもないボレー弾」と伝えると、英大手プロバイダー「フットボール・レーダー」でアナリストを務めるサム・ロブソン氏も「美しいゴール。鹿島の3点のなかでピカイチだ」と高く評価している。
テクニックには定評のあるベテランの遠藤だが、海外目線から見ても技ありの一撃だったようだ。
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