元英代表主将、リバプールDFアーノルドの可能性に太鼓判 「世界最高の右SBになれる」
元マンUファーディナンド氏は、守備面さえ改善すればトップに上り詰められると保証
名門マンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えた元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて言及。守備面さえ向上すれば、「世界最高の右サイドバック」になれると語っている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
アーノルドは6歳の頃からリバプールのユース育ちで、2016年にトップチームデビュー。2018年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇や昨季のプレミア優勝に貢献し、19年にはUEFA(欧州サッカー連盟)年間ベストイレブンに選出され、バロンドールにもノミネートされた。
過去2シーズンでリーグ戦25アシストを記録し、世界トップクラスと評される高精度のキックを武器に、リバプールの攻撃を支えているアーノルド。ファーディナンド氏は英衛星放送「BTスポーツ」で、22歳の若武者を絶賛した。
「彼は生き生きしている。強い欲求があるのが分かるし、トッププレーヤーになりたいという目標に向けて突き進んでいるのを感じる。パス、物の見方などすべてを兼ね備えており、能力面において彼を疑う余地がない」
パスレンジの広さや視野を、かつてリバプールで主将を務めた元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(現レンジャーズ監督)のプレースタイルに似ていると称えたうえで、「一つ指摘する部分があるとすれば……」と課題も指摘している。
「守備面だ。フィジカルや能力の問題ではなく、メンタル面においてだ。試合に関して言えば、正しいバランスを保つこと。それができれば、彼は間違いなく最高の右サイドバックになるだろう」
ファーディナンド氏は、アーノルドが自身のプレーをステップアップさせるためには、守備の局面でバランスとバイタリティーを維持する必要があるとの見解を示していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)