「久保の3分の1…」 韓国代表イ・ガンイン、市場価格の大幅下落に母国紙が“嘆き節”

ビジャレアルMF久保建英とバレンシアMFイ・ガンイン【写真:Getty Images】
ビジャレアルMF久保建英とバレンシアMFイ・ガンイン【写真:Getty Images】

“2000年代生まれの世界で最も価値のある選手”で久保は13位、イ・ガンインは37位

 スイスのサッカー専門調査機関「CIES Football Observatory」が発表した「2000年代生まれの世界で最も価値のある選手」のトップ100を発表し、日本代表MF久保建英(ビジャレアル)も13位にランクインした。そのなかで、37位となった韓国代表MFイ・ガンイン(バレンシア)の母国紙は「市場推定価格下落…クボの3分の1」と嘆き節を炸裂させている。

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 CIESは2000年代に生まれた5大リーグの選手のうち、推定市場価格のトップ100を発表。バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが、1億8040万ユーロ(約220億円)で立った。

 2位以下はイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(ドルトムント)、スペイン代表FWアンス・ファティ(バルセロナ)、ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド、イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド)、スペイン代表MFフェラン・トーレス(マンチェスター・シティ)と続き、10位にブラジル代表FWロドリゴ、12位に同FWヴィニシウス・ジュニオールと、レアル・マドリードの若手有望株が入った。

 そのなかで、13位に久保(4840万ユーロ/約59億円)がランクイン。久保について、スペイン紙「エル・エスパニョール」は「この日本人はレアル・マドリードが抱えている素晴らしいプロジェクトの一つだ。今では欧州サッカー界の偉大な羨望の的となっている。彼はスペインリーグで、最初はマジョルカで、そして今はビジャレアルで、絶妙なクオリティーを持った別格の選手であることを示しており、ドリブルやラストパスにも独特の才能を持っていることを示している」と今後への期待を込めて紹介していた。

 一方、イ・ガンインは1560万ユーロ(約19億1000万円)で37位。韓国の総合ニュースサイト「スターニュース」は、「イ・ガンインが推定市場価格下落…クボの3分の1」と嘆き節の見出しを綴っている。記事では、3月の時点では2200万ユーロ(約26億9000万円)で22位だったが、約半年で30%の下落になったことに触れている。

 イ・ガンインは今季7試合中3試合がベンチスタートと完全にレギュラーをつかんでいるわけではないが、3アシストを記録するなど短い出場時間のなかで一定の結果を残しており、韓国メディアにとっては大幅下落は予想外だったようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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