「精度がクレイジー」 天才メッシ、“超絶サイドチェンジ”にファン感嘆「史上最高の理由」

バルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

CLユベントス戦でメッシが見事なサイドチェンジでデンベレの先制弾をお膳立て

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今夏退団騒動に揺れたものの最終的に残留し、ロナルド・クーマン新体制のチームでも変わらずに攻撃の中心となっている。そんな33歳の絶対的エースが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のユベントス戦(2-0)で見せた“超絶サイドチェンジ”に、大会公式SNSが再注目。海外ファンからも「精度がクレイジー」「なんて射程距離だ」など感嘆の声が上がっている。

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 メッシはバルセロナの下部組織で育ち、2004年にトップチームデビュー。スペインの名門で今季17シーズン目を迎えており、これまでリーガ・エスパニョーラ優勝10回やCL制覇4回など数々のタイトル獲得に貢献してきた。また個人としてもバルサですでに600ゴール以上を奪っており、バロンドールを史上最多6度受賞するなど、「生ける伝説」として数えきれないほどの記録を打ち立ててきた。

 今季も開幕からリーガ・エスパニョーラ、CLとも全試合に先発フル出場しているメッシは、ここまで公式戦9試合4得点とそこまで得点力を発揮できていない。そのなかで10月28日に行われたCLグループステージ第2節のユベントスとの大一番で、観る者を驚かせるプレーを見せた。

 0-0で迎えた前半14分、敵陣左サイドのタッチライン際からDFジョルディ・アルバが右斜め前方にパスを送ると、MFペドリが2タッチ目で後方のメッシに落とした。するとチームの絶対的エースは、このボールに対しダイレクトで左足を強振。美しいカーブを描いたサイドチェンジのパスは、右サイドでフリーで待ち構えていたFWウスマン・デンベレの足もとにピタリと届いた。

 デンベレはその後、ドリブルで仕掛けて先制ゴールをゲット。メッシの華麗なサイドチェンジが得点を導く形となった。CL公式インスタグラムとツイッターが公開した動画は、このワンシーンを3つの角度のカメラから捉えており、メッシの技術や状況判断の凄さが伝わる映像となっている。

 コメント欄ではファンからも、「マジカル」「精度がクレイジー」「メッシによってフットボールがとても簡単で美しく見える」「パス、コントロール。どちらも完璧だった」「史上最高である理由」「なんて射程距離だ」「エクセレント」など、驚きや称賛の声が多く寄せられていた。

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