バルサ監督、元指揮官のメッシのマネジメント「難しい」発言に反論 「良い関係を持てている」
バルサのクーマン監督がセティエン氏の発言について言及 「賛成できない」
バルセロナのロナルド・クーマン監督が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは「マネジメントしにくい選手」との元指揮官のキケ・セティエン氏の発言に反論した。扱いにくく感じたことは全くないと述べている。英公共放送「BBC」が伝えた。
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今年1月にエルネスト・バルベルデ元監督の後任としてバルセロナの指揮官に就任したセティエン氏だが、宿敵レアル・マドリードにリーグタイトルを明け渡した上、UEFAチャンピオンズリーグではバイエルン・ミュンヘンに2試合合計スコア2-8での大敗。チームは12シーズンぶりの無冠に終わり、同氏はシーズン終了後に解任された。
そのセティエン氏は先ごろ、スペイン紙「エル・パイス」の企画で元スペイン代表監督のビセンテ・デル・ボスケ氏と対談。そのなかで、メッシについて「歴代最高の選手」と称賛すると同時に「レオは扱うのが難しい」「選手を超えた別の側面があった。そうなると扱うのはより難しい」などと話し、監督の立場からマネジメントに苦心したとの本音を吐露していた。
これを受けて、クーマン監督は「(セティエンには)賛成できない。しかし、彼の意見、彼の経験したことは尊重する」と前置きした上で、「メッシは非常に良い、世界最高の選手。彼の野心を感じるし、扱いを難しいとは思わない。それぞれの監督で(考えは)異なるが、私にとっては彼はキャプテンであり、毎週、彼とはロッカールームやピッチの上で様々なことについて話をするし、良い関係を持てている」と語った。
10月24日のエル・クラシコでは1-3でレアルに敗れ、直近リーグ4試合は白星を挙げられずにいるクーマン監督。絶対的エースであるメッシとの良い関係を構築し、2年連続の無冠を回避することはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)