新戦力にポジション渡さない! アジア突破の原動力となった2人のアタッカーが強豪メキシコ戦で強烈アピール
狭き門の本大会へ好アピール
「前回の五輪王者のメキシコ相手に、いいサッカーをできたのは自信になります」
南野はロンドン五輪で金、そして昨秋に行われた北中米カリブ海最終予選を全勝で突破したメキシコに勝利したことをポジティブにとらえた。一方で中島はゴールシーンに満足感を得ながらも、押し込んだ前半の段階で試合を決めきれなかったことを課題として挙げた。
「前半は(早い時間帯に)先制もできましたし、2点目も取れたのでよかったと思います。後半はもっと点を取れたと思うので、そこは攻撃の選手としては反省するところかなと思います」
五輪本戦のメンバーは18人とさらに狭き門となる。さらに3人のオーバーエイジ枠起用も考えられる。その質問に対して南野はこう答えた。
「前回もオーバーエイジの選手がいい役割を果たしていました。今回もそういう点が考えられると思いますけど、その中で僕たちとしてはメンバーに入ることを考えています。アピールしていければいいかなと思います」
同年代だけでなく、そして姿の見えない年上のライバルの存在を意識しながらも、一番大事なのは自分自身が結果を出すこと。中島と南野はサバイバルに向けてプレーで見事なアピールを見せた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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