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負傷続きのロッベン、現役復帰を疑問視する声に奮起 「自分が望む場所に到達したい」
昨夏に現役引退も今夏古巣フローニンゲンで復帰 ここまで出場は2試合のみ
今季開幕前に古巣フローニンゲン(オランダ)に加入して現役復帰を果たした元オランダ代表MFアリエン・ロッベンだが、最近のリーグ戦2試合はコンディション不良によって欠場を余儀なくされている。そうしたなか、同選手がクラブ公式サイトのインタビューに応じ、自身の現状について語っている。
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ロッベンは、エールディビジ開幕戦のPSVアイントホーフェン戦(1-3)に先発出場し、前半29分に鼠径部を負傷して途中交代したが、10月18日の第6節ユトレヒト戦で後半31分から途中出場して戦列に復帰していた。しかし、その後は別の箇所にも痛みが出てきたため、現在は治療とコンディション調整に専念している。今週から復帰に向けた個人練習も開始するが、チーム練習への復帰は未定だという。
インタビューの中でロッベンは、自身の状態について「なるべくたくさん試合に出たいと思っているけど、小さな痛みが連続して起きていて、今は思い通りに物事が進んでいないというのが現実だね」と、依然として痛みが治まっていないことを明かしている。さらに「今のところ僕はまだ2試合にしか出場していない。この数字にはがっかりしているよ。とにかく、まずはサッカー特有のトレーニングに耐えられるようになる必要がある。僕の体はとても健康だけど、サッカー選手に求められるフィジカルというのは全くの別物なんだ」とも語り、現在のコンディションがプロの試合で求められるレベルに達していないことを認めている。
復帰時期が未定となっているだけに、2019年夏に一度現役を退き、2シーズンぶりにプロの世界に戻ってきた自身の決断を疑問視する周囲の声が気になったり、「こんなことをやる意味があるのか?」と弱気になる時もあるとしつつ、それでもロッベンはプレーすることへの意欲を失っていない。
「自分が望んでいる場所に到達したいという思いはある。その思いを叶えるためにはたくさんのエネルギーが必要だし、今は思うような結果は出ていないけれど、僕には常にポジティブな感覚があるんだ。そういう気持ちでいられるのは、僕がチャレンジしようとしていることを理解して応援してくれるサポーターたちのおかげだ。きっとすぐに試合に戻れると思う。まだ試合はたくさん残っているからね」
心の支えになっているサポーターの期待に応えるため、ロッベンは懸命の努力を続けているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)