主将ラモスがレアル通算100得点を達成 DF歴代得点ランクTOP10の顔ぶれは?

レアル通算100得点を達成したDFセルヒオ・ラモス【写真:AP】
レアル通算100得点を達成したDFセルヒオ・ラモス【写真:AP】

CLインテル戦でヘディング弾を決めて、スペイン代表を含めて127ゴール目

 レアル・マドリードは現地時間3日、UEFAチャンピオンズリーグ第3節でインテルを3-2で下し、今大会初勝利を挙げた。スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、技ありのヘディング弾でチーム2点目を記録したが、これが節目のレアル通算100ゴール。英メディアは「現在、レアルのキャプテン以上にゴールしているディフェンダーはいない」とDFによる歴代得点ランキングを紹介している。

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 1分1敗とCL未勝利でインテル戦を迎えたレアルは、前半25分に元フランス代表FWカリム・ベンゼマが相手のパスミスから1人で持ち込んで先制。迎えた同33分のセットプレーでラモスに見せ場が訪れた。

 ドイツ代表MFトニ・クロースの左コーナーキックを、ラモスがニアサイドに移動して頭で合わせると、流したボールは綺麗にゴール右隅に突き刺さった。ラモスはこれがレアル通算100ゴール目。スペイン代表を含めると通算127ゴールとなった。

 試合はその後、レアルが一度は同点に追いつかれたが、後半35分にブラジル代表FWロドリゴのゴールで勝ち越し、3-2で今大会初勝利を飾った。

 英ラジオ局「talkSPORT」は、ラモスのレアル通算100ゴール達成を伝えるとともに、「DFで歴代トップスコアラーは?」と見出しを打って特集。ランキング上位10人を紹介している。

 10位はドイツの“皇帝”の異名を取ったフランツ・ベッケンバウアーで、19年間で109ゴール(そのうちバイエルンで439試合64ゴール)を記録。7位タイには、“悪魔の左足”と呼ばれる一撃必殺のFKで得点を量産した元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが113ゴールでランクインした。

 ラモスはその上を行く6位。記事では「現在、世界中でレアル・マドリードのキャプテン以上にゴールしているディフェンダーはいない。印象的なのは、決定的な瞬間で仕事をしていることだ。レアル加入以来、相手に恐れられるゴールスコアラーとなった」と称えている。

 3位には、レアルとスペイン代表で主将も務めたフェルナンド・イエロで163ゴール。1位は、現在バルセロナの監督を務める元オランダ代表のロナルド・クーマンとなった。

 来年3月に35歳を迎えるラモスは、どこまで記録を伸ばせるだろうか。

1位/ロナルド・クーマン(元バルセロナほか):253得点
2位/ダニエル・パサレラ(元リバープレートほか):175得点
3位/フェルナンド・イエロ(元レアル・マドリードほか):163得点
4位/ローラン・ブラン(元モンペリエほか):153得点
5位/グレアム・アレクサンダー(元プレストン・ノースエンドほか):130得点
6位/セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード):127得点
7位/スティーブ・ブルース(元マンチェスター・ユナイテッドほか):113得点
7位/パウル・ブライトナー(元バイエルンほか):113得点
7位/ロベルト・カルロス(元レアル・マドリードほか):113得点
10位/フランツ・ベッケンバウアー(元バイエルンほか):109得点

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