移籍に立ちはだかるレアルの存在

　各メディアは、今季もタイトル獲得に大きく遠ざかっていることから、エジル自身はアーセナルでの未来に疑問を感じ、契約延長も難航していると報じてきた。。その隙を逃したくないバルセロナだが、移籍実現に向けて小さくない障壁が存在している。

　記事によると、レアル・マドリードが2013年にエジルをアーセナルへ売却した際、契約条項にある条項が盛り込まれていたという。それはアーセナルの元に、リーガのクラブから正式オファーが届いた場合、48時間以内であればレアルが優先的にエジルとの交渉を優先することができるという内容だ。

　レアルは、トップクオリティーを備えたエジルを、宿敵に渡すことに強い抵抗を示すのではないかと予想されている。バルセロナのエジル獲得実現は、一筋縄ではいかなようだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images