「天才すぎる」 鹿島MF、“高難度ダイレクトボレー弾”にファン騒然「ゲームの世界でしか…」
鹿島が0-2から横浜FMに逆転勝利、遠藤康が左足ボレーで劇的な決勝弾を叩き込む
鹿島アントラーズは3日、J1リーグ第31節で横浜F・マリノスと敵地で対戦し3-2と勝利した。前半途中まで2点をリードされながらも、ゴラッソ3連発で鮮やかな逆転勝利を収めたなか、勝負を決める3点目となったMF遠藤康の渾身ダイレクトボレー弾に、ファンから「神」「超絶難易度高いやつ」など称賛の声が寄せられている。
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日産スタジアムで行われた一戦は、横浜FMのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場に伴う前倒し開催分として行われ、鹿島は前半17分に先制点を許すと、その10分後にも失点。アウェーで0-2のビハインドを背負う展開となった。しかし同39分、FW上田綺世が完璧なトラップからシュートを放ち1点を返すと、後半33分にはFWエヴェラウドが豪快なミドルシュートを突き刺し、2-2の同点に追いついた。
そして勢いに乗る鹿島は同39分、勝負を決める一撃を叩き込む。右サイドをフリーで抜け出した途中出場のFW伊藤翔が、中の状況を確認しながら柔らかいクロスを供給。これをペナルティーアークで待ち構えた同じく途中出場の遠藤が、わずかにバックステップを踏みながら落下地点を見極めて左足を振り抜く。豪快なダイレクトボレー弾が、相手GK高丘陽平の手をかすめるようにしてネットに吸い込まれた。
劇的な逆転勝利を手繰り寄せた華麗な一撃を、鹿島公式ツイッターが「ヤスさん!やったぜ!」と映像付きで投稿。すると返信欄や引用ツイートで、ファンから「簡単なボレーじゃない」「ヤバすぎる!!」「ゲームの世界でしか普通決まらんよ」「ヤスさん天才すぎる…」「止めようのないゴラッソ」「神」「下がりながらの超絶難易度高いやつ」など称賛の声が殺到していた。
これで勝ち点を「48」に伸ばして暫定5位に浮上し、来季ACL出場圏内の3位名古屋グランパスと勝ち点1差に迫った鹿島。勝負の終盤戦に向けて、弾みをつける逆転勝利になった。