クロップ監督、“ダイブ疑惑”のサラーを擁護 相手指揮官に真っ向から反論「明らかな打撲の跡が…」
リバプールFWサラーはウェストハム戦、ペナルティーエリア内で倒されPKを獲得
リバプールのユルゲン・クロップ監督が前節ウェストハム戦でダイブでのPK奪取疑惑が懸けられているエジプト代表FWモハメド・サラーを擁護。「批判は理解できない」と語った。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
リバプールはプレミアリーグ第7節でウェストハムと対戦。前半10分に先制を許す展開となったが、前半40分にサラーが相手ペナルティーエリア内でコンゴ民主共和国代表DFアルトゥール・マスアクに倒されてPKを奪取。これをサラー自らが決めて同点とした。さらに後半40分に途中出場のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが決勝点を奪い、2-1で勝利を収めていた。
しかし、サラーがPKを獲得したプレーについては、ファウルになるほどの接触ではなかったとしてウェストハムのデイビッド・モイーズ監督がダイブを指摘するなど物議を醸していた。
これに対して不満を示しているのがリバプールのクロップ監督だ。明らかに足を蹴られた形跡があるとし、PKのジャッジが妥当だったと反論している。
「私に何が言えるんだ? あれはファウルだ。あの場面を目にした全員がそう考えるだろう。私は昨日の朝にモー(サラー)と話した。彼の足には明らかな打撲の跡が3つもあった。一つはあのPKの状況で受けたものだ。それが全てだ。接触があり、それで倒れても倒れなくても主審がPKを与えることはある」
クロップ監督は接触があったことは明らかだと主張し、「批判は理解できないよ」とサラーに対するバッシングを一蹴。サラーには以前から何度も“ダイバー”疑惑がかけられてきたが、指揮官はチームのエースを擁護した。
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