武藤嘉紀、エイバルでの“貢献度”にスペイン紙は辛口評価 「フィジカル的な強さは示してきたが…」
今夏ニューカッスルからエイバルに加入も、ここまで5試合無得点と結果を残せず
エイバルのFW武藤嘉紀は、今夏の移籍市場でニューカッスルから期限付き移籍。自身初のリーガ・エスパニョーラ挑戦を決断した。スペイン紙は現時点での新加入選手への評価を掲載し、武藤は厳しめの評価となっている。
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武藤は2018年夏にマインツからニューカッスルへ移籍したが、2年間でリーグ戦出場は25試合のみ。今季はスティーブ・ブルース監督の構想外となり、退団が既定路線と見られていたなかで9月16日に乾が所属するエイバルへの1年間の期限付き移籍が決まった。
9月27日のリーガ第3節アスレティック・ビルバオ戦(1-2)で途中出場からスペインデビューを果たし、ここまで5試合に出場しているが、いまだ無得点と結果は残せていない。そんななか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「新加入選手たちはエイバルで同じように適応していない」と見出しを打ち、武藤を含めたエイバルの“補強診断”を掲載した。
記事では「(アレハンドロ・)ポソ、ブライアン・ヒル、ケビン・ロドリゲスはメンディリバル監督の下で主役だが、ムトウ、レシオ、(ダミアン・)カジョルは貢献度を上げる必要がある」として、加入選手のなかで明暗が分かれていることを指摘。武藤については「ダミアン・カジョルとヨシノリ・ムトウの加入は大きな希望を生み出していた」と事前の期待に触れたうえで、次のように批評している。
「日本人FWは3試合で先発、計5試合に出場、素晴らしいフィジカル的な強さは示してきたが、決定的な得点チャンスはほとんど生み出していない」
武器の一つであるフィジカル面はすでに認められている一方で、FWとして求められる得点への貢献度では厳しい評価となった。これからリーグ中盤戦に入っていくなか、武藤は目に見える結果で評価を高めることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)