今後も重要なピースに

　若くして才能を見いだされてはいたものの、精神的な安定性を欠いた時期も長かった。それでも、バヒド・ハリルホジッチ監督就任以降、代表に招集され続けてきた。ドイツへの移籍や、結婚など、さまざまな要素はあるのだろうが、落ち着きが見られる選手になってきた。この日の試合についても、自己評価と監督からの客観的な評価を分けて考えているという。

「チームが勝ったことは良かった。自分がどうかは自分が評価するよりも、監督や周りが評価すればいい。色々できたらいいと思うし、自分にとっても勉強になると思うので、あとは監督が何を求めるかだと思います」

　ハリル監督が「プレーの幅が広い」と期待する24歳のアタッカーは、今後の日本代表において重要なピースとなっていきそうだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images