川崎MF中村、本田圭佑も祝福の“40歳バースデー弾”に元同僚感嘆 「何者なんだあなたは」
多摩川クラシコで値千金の決勝ゴール 元同僚の千葉GK新井や南葛SCの楠神が感嘆
川崎フロンターレの元日本代表MF中村憲剛は、10月31日に行われたJ1リーグ第25節FC東京戦(2-1)で今季2ゴール目をマーク。“多摩川クラシコ”で40歳の誕生日を自ら祝う決勝弾という千両役者ぶりに、元同僚たちからも「なにものなんだあなたは」と驚きの声が上がっている。
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2試合連続スタメン出場となった中村は、前半13分にクロスバー直撃の強烈なミドルシュートを放つなど、果敢にゴールへ迫った。すると1-1の同点で迎えた後半29分、ペナルティーエリア左へ侵入したFW三笘薫からの折り返しに中村がニアサイドで反応。左足の強烈な一撃がFC東京ゴールに突き刺さった。
首位を快走するチームを、多摩川クラシコ勝利に導く値千金の決勝弾。中村は試合後、自身のツイッターに「これは…もはや説明がつかない。苦笑 誕生日にキャリアで初めて試合が来て(しかも40歳)そこで決勝点なんて…。信じられません。これもみんなのおかげです!! ありがとう!!」と驚きと感謝の言葉を綴り、「#等々力に神様がまたいた」と添えた。
中村は昨年11月のJ1第30節サンフレッチェ広島戦(2-1)で負傷退場し、左膝前十字靭帯損傷、左膝外側半月板損傷で全治7カ月程度と診断されて手術を受けた。今年8月29日のJ1リーグ第13節・清水エスパルス戦(5-0)で公式戦復帰。いきなり鮮やかなループシュートでゴールを決めて大きな話題を呼んだ。
中村のツイートには、ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑が「Congratulations」と拍手の絵文字付きでコメント。昨季まで7年間同僚だったジェフユナイテッド千葉のGK新井章太が「なにものなんだあなたは」と感嘆すれば、同じく元同僚の南葛SCに所属するMF楠神順平も「なんだこの人」と驚きを隠せなかった。
川崎は2位ガンバ大阪に勝ち点17差をつけて首位を走っているが、精神的支柱である中村のゴールでチームはいっそう活気づきそうだ。