ハーフナーが891日ぶりの代表戦出場 「高さ」を生かして金崎弾をアシスト!
アフガニスタン戦の終盤に登場 “切り札”として存在感を示す
ハリルジャパンに新たなオプションが生まれたゲームになった。5-0で勝利した24日のロシアワールドカップのアジア2次予選アフガニスタン戦で、FWハーフナー・マイクが後半27分から途中出場。194センチの長身を生かしたヘディングで、FW金崎夢生(鹿島)が決めたチーム5得点目をアシストした。
実に、891日ぶりの日本代表としてのピッチだった。アルベルト・ザッケローニ監督時代の2013年10月15日の国際親善試合ベラルーシ戦以来の出場となった男は、後半27分にFW岡崎慎司(レスター)と交代で出場。2トップの一角に入った。
バヒド・ハリルホジッチ監督から「前で体を張って、どんどん絡んでいけと言われた」というハーフナーは、その高さで存在感を見せた。同33分、左サイドからMF清武弘嗣がファーサイドに上げたアーリークロスを、頭一つ抜け出る高さのヘディングで中央に落とすと、そのボールをFW金崎が押し込んだ。ハリルジャパンに、高さという新しいオプションが加わった瞬間だった。
また、ハーフナー投入は、セットプレー時に相手のマークを分散させる効果も生んでいた。同29分のチーム4点目のゴールはDF吉田麻也が清武のキックをニアサイドで合わせたものだったが、ハーフナーがゴール前から離れるように動くと相手DFが引きつけられた。それによって生まれたスペースに吉田が飛び込んでいた。
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