鎌田大地らは「時として頑固すぎる」 フランクフルト攻撃陣の“問題点”をドイツ紙指摘
ここ2試合で1得点と低調な出来が続くなか、31日にブレーメン戦を迎える
日本代表MF鎌田大地と元日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトは、現地時間10月31日にホームでブレーメンと対戦する。ここ2試合で1得点と得点力が低下するなか、ドイツ紙「ビルト」は鎌田ら攻撃陣への指揮官の要求を伝えるとともに、現状の問題点を指摘している。
今季のリーグ開幕戦ではビーレフェルトと1-1のドローに終わったものの、第2節ヘルタ・ベルリン戦(3-1)、第3節ホッフェンハイム戦(2-1)と複数得点で連勝を飾っていたフランクフルト。しかし、第4節ケルン戦に1-1で引き分けると、第5節の王者バイエルン・ミュンヘン戦では0-5の完敗を喫した。
バイエルン戦の大量失点もさることながら、ケルン戦からの2試合で1得点という現状を「ビルト」紙は憂慮。「ビーレフェルト戦(1-1)やケルン戦(1-1)で、フランクフルトは素晴らしいパフォーマンスにもかかわらず勝ち点を落とした」と指摘し、アディ・ヒュッター監督のコメントも引用しつつ、原因に言及している。
「フランクフルトの問題は内部的なものだ。(ポルトガル代表FWアンドレ・)シウバやカマダは時として頑固すぎる。(ストライカーの)バス・ドストが彼らにあまり使われていないのではないか? アディ・ヒュッター監督は『アタッカーにはエゴイズムを持ってほしい。しかし、当然ながらより良い位置にいる他の選手のことも見ないといけない』と語っている」
さらにシルバと鎌田が点取り屋とプレーメーカーとして優れていることには触れつつも、「バイエルン戦では試合から消えていた」と手厳しく批評。「ドストはベストを尽くしたが、そもそもシュートチャンスがなかった」として、攻撃陣での連動が不足していたという評価を下している。
もっとも、記事では「シーズン序盤戦の3人は完璧なハーモニーを奏でていた」ともされており、決して相性に問題があるわけではない。鎌田ら攻撃陣はシーズン当初の連携を取り戻し、ブレーメン戦ではゴールにつなげることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)