名将コンテ、新加入の“教え子”ビダルの成長を称賛 「なんでも要求できる選手になった」
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かつてユベントス時代にビダルを指導したコンテ監督が獲得を熱望して移籍が実現
セリエAの強豪インテルを率いるアントニオ・コンテ監督は、今季開幕前の移籍市場で獲得したチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルについて、「なんでも要求できる選手になった」と絶賛している。
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コンテ監督は以前ユベントスを率いていた時期にビダルを重用。その後ビダルはバイエルンやバルセロナでプレーし、コンテ監督は昨季からインテルを率いている。新シーズンに向けてほかにも獲得候補の名前が挙がるなかで、獲得を強くリクエストしたとされるのがビダルだった。
そのビダルについてコンテ監督が、現地時間10月31日のセリエA第6節パルマ戦を前にした記者会見で絶賛したことを、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」がレポートしている。
「私が考えるに、彼は非常に重要な成熟を成し遂げた選手になった。以前に私のチームでプレーしていた時より素晴らしい経験を積んだことで、責任感を増した。今では特になんでも要求できる選手になった。私たちの中盤を見れば攻撃的な選手が多い。だから彼には多くのケアをする戦術的に重要な位置を任せられる。彼の加入を本当に喜んでいる。経験があり、ずる賢さがあり、個性がある」
ボール際の強さと技術を兼ね備え、さらには得点感覚も優れている。まさに現代サッカーを象徴するようなオールラウンダーの1人と言える存在の加入は、昨季は2位に終わったリーグ戦で現実的な優勝を狙ううえでコンテ監督にとって大きな戦力になっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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