大分、浦和をチャンスの数で上回るも… 0-0ドローに片野坂監督は苦悩「向き合っていかなければ」

FW知念が明かした複雑な心境 「迷いながらやっている部分もある」

 そうした状況でも決められる選手、チームを目指していくのか、より完全に崩し切った状況を求めるかという点で、スタメン出場して3本のシュートを放ったFW知念慶は複雑な心境を明かした。

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「正直、僕自身もそこらへんは迷いながらやっている部分もあるので、チームのやり方に従って、ある程度の我慢をして模索しながらやっている。この時期にそれでは遅いのかもしれないですけど、探り探りやっている感じなので、残り10試合でその答えを見つけたい。今日は皆がハードワークできていたし、自分たちの狙い通りのチャンスを作れていたので、あとは前線の3人の中でチャンスが来たときに誰がゴールを取るかが課題になる」

 片野坂監督が作り上げてきた“カタノサッカー”とも呼ばれる大分の戦いは、J1でも十分に存在感を放っている。それが上位躍進という順位表上の明確な結果につながるかどうかは、この浦和戦やG大阪戦のような勝ってもおかしくない試合で勝ち点3を奪い切れるかどうかにかかっていると言えそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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