川崎GKチョン・ソンリョン、横浜FC戦の“危機場面”を回顧 「ミスが起こり…」
元日本代表GK楢﨑氏がセレクトした9月「J1ベストセーブ」選出を受けコメント
「DAZN」のパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」の新企画として、元日本代表GK楢﨑正剛氏が選出する9月の「J1月間ベストセーブ」に選ばれた川崎フロンターレGKチョン・ソンリョンが、受賞コメントを寄せた。評価された第18節横浜FC戦のセーブシーンについて、「ボールをよく見て角度を詰めながら、ちゃんと反応できた」と振り返っている。
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J1で首位を走る川崎の守護神チョン・ソンリョンは、ここまでのリーグ戦で全試合に出場中。冷静な判断が光るセービングで、リーグ最少失点の守備を最後方から支えており、9月23日に行われた第18節の横浜FC戦(3-2)では、後半に相手FWと1対1になる“危機的”な局面でビッグセーブを見せた。
このセービングを、かつて名古屋グランパスなどで活躍した元日本代表GK楢﨑氏は「点差や時間帯を踏まえたうえでのチームへの貢献度と、難しいシチュエーションのなかでしっかり対応できていた」と評価。その後の試合展開を左右し得る一つの分岐点だった点も踏まえ、9月の「J1ベストセーブ」に選出した。これを受けてチョン・ソンリョンが受賞コメントを寄せ、セーブシーンについて改めて振り返っている。
「我々の攻撃時にミスが起こり、ボールがDFの裏に出てFWと1対1になったんですが、ボールをよく見て角度を詰めながら、ちゃんと反応できたプレーでした」
冷静な判断に基づいたセービングでゴールマウスを守り続けているチョン・ソンリョン。チームは守備だけでなく、攻撃面でも安定感を示し、ここまでリーグトップの68得点をマークしている。今季の特徴として「全体的に高い位置でのプレーが多い」とチョン・ソンリョンは指摘し、「DFの裏のカバーだったり、ビルドアップでも高い位置を取るように意識している」とも明かした。
シーズンは残り約1カ月半となり、佳境を迎える。優勝争いにおいて川崎は優位な状況にあるが、チョン・ソンリョンは「1試合1試合決勝戦のように、みんなでいい準備をして勝ち点を積み上げて、優勝できるように最善を尽くしたいと思います」と、最後まで気を抜かずに戦うことを誓った。