リバプール職人キッカー、驚愕の“ボレーパス”に英注目 「衝撃的なサイドチェンジ」
リバプールDFアーノルドが披露した圧巻のサイドチェンジが話題に
リバプールは現地時間10月27日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でFCミッティラン(デンマーク)を2-0で破った。この試合でイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが披露した圧巻のサイドチェンジを、英メディアは「衝撃的なサイドチェンジを創出」と取り上げている。
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2018-19シーズンに14年ぶりの欧州制覇を達成し、昨季は30年ぶりのリーグ優勝を達成。ユルゲン・クロップ監督の下、タイトルを獲得する常勝軍団としての立場を確立し始めているが、今季は守備の要であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが右膝前十字靱帯損傷の重傷を負うアクシデントもあり、序盤にして正念場を迎えている。
CLでは初戦のアヤックス戦を1-0で制したリバプールは、第2節ミッティラン戦をホームに迎えたが、過密日程を考慮し、主力組を休ませるローテーションを決断。3トップの一角には日本代表MF南野拓実が抜擢された。試合は後半10分にポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ、同アディショナルタイムに途中出場のエジプト代表FWモハメド・サラーがネットを揺らし、2連勝を飾った。
そんななか、英メディア「GIVE ME SPORT」は「アーノルドがミッティラン戦で衝撃的なサイドチェンジを創出」と見出しを打ち、試合中にアーノルドが披露した圧巻のキックスキルに注目。右サイドでスローインを投げ込んだアーノルドは再びパスを受けると、ダイレクトで右足を振り抜く。鋭いアウトスピンのかかったボールは華麗な曲線を描いて、逆サイドのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンへとつないだ。
記事では、先制点をアシストし、追加点のPKを誘発したアーノルドに対し、「事実上2つのアシストを記録したことに加え、アーノルドは絶妙なサイドチェンジのボレーパスを披露し、ファンを驚愕させた」と説明している。
近年はアシストを量産しており、世界トップクラスのキック精度を誇る右サイドバックと評されているが、その片鱗を垣間見ることのできるワンシーンとなっていた。