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「彼は天才だった」 “王様”ペレ、W杯超絶スキル&秘蔵映像に反響「永遠の史上最高」
W杯公式インスタグラムがペレ氏に敬意、「純粋なスキル」を収録した映像を投稿
「サッカーの王様」の異名を持つ元ブラジル代表FWペレ氏が、今月23日に80歳の誕生日を迎え、SNS上でも世界各国から祝福の声が寄せられた。そうしたなかワールドカップ(W杯)公式インスタグラムは、「ペレW杯スキル集」と題したスペシャル動画を投稿。偉大なレジェンドの超絶プレーの数々に、「永遠の史上最高」「比類なき存在」など称賛の声が上がっている。
ペレ氏はブラジルの名門サントスで頭角を現すと、類稀な得点能力を発揮。17歳の時に1958年スウェーデンW杯に出場すると、衝撃的なプレーを連発してブラジルの初優勝に貢献した。一躍世界的なスーパースターとなったペレ氏は、62年チリ大会でW杯2連覇を達成。さらに70年メキシコ大会で3度目のW杯制覇を果たし、伝説となった。
今回、W杯公式インスタグラムは「純粋なスキル。ペレは単なるゴールスコアラーではなかった。彼は天才だった」と綴り、W杯出場時のスーパープレーを収録した映像を公開。58年W杯決勝のスウェーデン戦で相手DFをシャペウ(頭上にボールを通す抜き技)でかわしてからボレーシュートを叩き込んだ伝説の一撃はもちろん、巧みなフェイントで相手を翻弄するシーンや足に吸い付くようなトラップでチャンスを演出する場面、さらにピッチ外での笑顔のオフショットを含めて、“王様”として全世界から称賛を浴びたペレ氏の魅力が詰まっている。
動画の公開を受けて、コメント欄では海外ファンが「レジェンド」「ペレは偉大な選手」「永遠の史上最高」「W杯の王様」「比類なき存在」などと綴って称賛。サッカーの長い歴史の中では、各年代にスーパースターと呼ばれる選手が存在し、その“比較論”は常にファンの間で白熱した議論となっている。だが、現代とは比べものにならないような環境でプレーしていた時代に、別格のテクニックとイマジネーションで観る者を魅了し、全世界のサッカーに大きな影響を与えたという点で、ペレ氏の功績は未来永劫語り継がれていくはずだ。