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PSGが”ガラスのエース”を80億円で獲得!? 二大ストライカー流出危機で英代表FWに白羽の矢
次期エース候補にリバプールFWが浮上
そうした状況のなか、PSGは29日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるイングランド代表とオランダ代表の親善試合にスカウト陣を派遣。狙いはリバプールのイングランド代表FWダニエル・スターリッジだという。現在26歳のストライカーは、昨季週給15万ポンド(約2400万円)の5年契約を結んだばかりだが、「メガ・リッチ」なフランス王者には金銭的な限界が存在しない。
スターリッジは2013-14シーズン、現バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスと強力な2トップ「SAS」を形成。リーグ戦29試合22得点と、キャリア最高のシーズンを過ごした。だが、その後は度重なる負傷に悩まされ、戦線離脱の回数が圧倒的に多いことから、”ガラスのエース”と呼ぶしかない状況に。臀部の手術も行った昨季はリーグ戦12試合、太もも裏の筋肉系のトラブルが多発する今季はわずか7試合の出場に止まっている。
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、以前から相当額のオファーが舞い込んできた場合は、放出も辞さない姿勢と伝えられていた。今夏の移籍市場での獲得に向けてPSGが本腰を入れた場合、マンチェスター・シティ、チェルシーとビッグクラブを渡り歩いてきた”ガラスのエース”が、パリに活躍の場を移す可能性は高まりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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