モウリーニョ監督、ベイルの“影響力の高さ”を強調 名門レアルに「違いをもたらした」
古巣トッテナムに復帰したベイル、モウリーニョ監督が惜しみない賛辞
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が、期限付き移籍で加入中のウェールズ代表FWギャレス・ベイルを“レアル・マドリードに違いをもたらした男”と称賛している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
2013年から7シーズンにわたってレアルでプレーしてきたベイルだが、ジネディーヌ・ジダン監督の下で出場機会を減らし、今夏に古巣トッテナムに期限付き移籍。慣れ親しんだロンドンで再起を図っている。
負傷の影響で出遅れたベイルだったが、今月18日のプレミアリーグ第5節ウェストハム戦(3-3)で復帰。移籍後初先発となった22日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節LASK戦(3-0)では相手のオウンゴールを誘発するなど勝利に貢献し、徐々に調子を上げつつある。
トッテナムを率いるモウリーニョ監督は新加入のベイルがトップフォームに近いとしたうえで、ELアントワープ戦前の記者会見でウェールズ代表FWに対して惜しみない賛辞を送っている
「一つは名声、一つは事実だ。私は彼のチャンピオンズリーグ優勝4回という名声を手にしたい。私は2回だけだ。事実というのはギャレスがあのクラブ(レアル・マドリード)に違いをもたらしたということだ。
あのクラブもCLでは10年以上準々決勝にすら進めていなかったが、彼が来てから大きな飛躍を遂げ、5年で4度も優勝した」
実際にレアルがCLで準々決勝進出を逃したのは2004-05シーズンから09-10シーズンまでの6年間(いずれもベスト16敗退)だが、モウリーニョ監督はそれほどまでにベイルの影響力が大きかったと強調しているようだ。
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