「クバ神」 仙台助っ人GK、“魂のビッグセーブ”2連発に称賛の嵐「やばすぎ」「涙出てくる」
守護神スウォビィク、神戸戦で至近距離からのシュートを2連続セーブで防ぐ
ベガルタ仙台は28日、本拠地ユアテックスタジアム仙台で先行開催となったJ1リーグ第30節ヴィッセル神戸戦に臨み、点の取り合いの末に2-3で競り負けた。これで3連敗、泥沼の15戦未勝利(4分11敗)となったなか、元ポーランド代表GKヤクブ・スウォビィクの“魂のビッグセーブ”2連発が反響を呼んでいる。
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8月8日に行われた第9節神戸戦(2-1)以来白星から見放され、リーグ最下位に沈む仙台は、この日も後半に入ってから相手に2点を先行される苦しい展開となった。それでも0-2とされた2分後の後半8分に、相手のクリアのこぼれ球をFW長沢駿が押し込み反撃の狼煙を上げると、昨夏加入した絶対的守護神のビッグセーブが直後の同10分に生まれる。
自陣でのパスミスを神戸FW古橋亨梧に奪われてショートカウンターを受けると、左サイドを抜けたMF山口蛍のグラウンダークロスが仙台DFに当たり、ファーサイドに走り込んだFWドウグラスの足もとに流れ右足でシュートを放たれる。この至近距離での決定的な一撃に対し、スウォビィクは倒れながら左手で弾くと、こぼれ球を再びドウグラスに右足でプッシュされるも、またも左手一本で防ぐビッグセーブを見せた。失点危機を回避した直後、“クバ”の愛称で親しまれる守護神は両手を叩きながら魂の咆哮をあげて、チームを必死に鼓舞していた。
このビッグセーブ2連発の瞬間を、DAZN公式ツイッターが「魂のビックセーブ」と記して動画を公開。これに対してファンが返信欄や引用ツイートで反応し、「スウォビィクやばすぎ」「凄すぎる!!」「クバ神」「BEST SAVE OF THE YEAR決定」「セーブに華がある」といった称賛のほか、最下位に低迷するチーム事情を踏まえて「ほんとに頭が上がらない」「獅子奮迅過ぎて…」「涙出てくる」などの声も上がっていた。
このビッグセーブが呼び込む形となり、仙台は同31分に左サイドからのクロスをDF飯尾竜太朗がダイビングヘッドで押し込み同点に追いついたが、1分後に神戸の波状攻撃を受けてFWドウグラスに勝ち越しゴールを叩き込まれて万事休す。奮闘虚しく、勝利から見放される状況が続いているが、次戦では守護神スウォビィクのハイパフォーマンスが白星につながることを願いたい。