CL史上最短…途中出場から“27分間”でハット達成 22歳FWをマンU監督称賛「とてつもない」
ラッシュフォードがRBライプツィヒ戦で3発 途中出場選手として史上5人目&最短時間での快挙達成
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは、現地時間28日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節のRBライプツィヒ戦(5-0)で途中出場からハットトリックを達成。史上5人目の快記録達成で勝利に貢献した22歳に対し、オレ・グンナー・スールシャール監督も「とてつもないインパクトを残した」と称賛を送った。
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ラッシュフォードは指揮官の起用に見事に応えた。1-0で迎えた後半18分にイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドとの交代でピッチに立つと、同29分、同33分と立て続けにゴールを奪いチームに勢いをもたらす。
さらにフランス代表FWアンソニー・マルシアルのPKでさらにリードを広げて迎えた終了間際の後半アディショナルタイム2分にも、この日3点目となるゴールを決めたラッシュフォードは、途中出場でハットトリックという快挙を達成。チームは5-0で勝利し、ラッシュフォードは昨季CLベスト4のRBライプツィヒ撃破の立役者となった。
データ分析会社「オプタ」によると、CLで途中出場からハットトリックを成し遂げたのは大会史上5人目だという。そのなかでも、プレー時間27分間でのハットトリック達成はパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペの38分間を抜いて最短記録となった。
試合後、ユナイテッドを率いるスールシャール監督も大仕事をやってのけたラッシュフォードを称賛していたようだ。UEFA公式サイトがノルウェー人指揮官のコメントを報じている。
「マーカスはファンタスティックだったよ。途中から出てきてハードワークし、とてつもないインパクトを残した。ベンチから出てくる選手にはインパクトを残してほしい。そしてそれができる選手がリザーブにいるということが、我々にとって素晴らしいことだよ」
クラブレベルで自身初のハットトリックを決めたラッシュフォード。試合後には記念のボールを手にピッチを後にしていた。