伝説の“ファンタジスタ”バッジョ、バルサ戦の芸術FK弾に再脚光 「神」「真の10番」

ユベントス時代の元イタリア代表FWロベルト・バッジョ【写真:Getty Images】
ユベントス時代の元イタリア代表FWロベルト・バッジョ【写真:Getty Images】

CLバルサ戦を前にユベントス公式SNSが30シーズン前のFK弾を回顧

 イタリアの絶対王者ユベントスは現地時間28日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でスペインの名門バルセロナとの一戦を迎える。ホームでの大一番を前に、クラブ公式SNSでは過去のバルサ戦でのゴールシーンを回顧。そのうちの一つとして、「伝説のファンタジスタ」である元イタリア代表FWロベルト・バッジョが決めた芸術的なFK弾の映像が公開され、「真の10番」「神」などファンから称賛の声が上がっている。

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 1995-96シーズン以来、欧州制覇から遠ざかっているユベントスは、今季就任したアンドレア・ピルロ監督の下で悲願達成に挑む。CLグループステージ第1節ではディナモ・キエフに2-0と勝利し、第2節ではグループG最大のライバルであるバルセロナをホームに迎える。残念ながらエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、新型コロナウイルス陽性反応のため、この大一番を欠場。注目されたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの直接対決はお預けとなったが、名門同士の激突には全世界から熱い視線が注がれるはずだ。

 そんなビッグマッチを前に、ユベントス公式ツイッターは「真の一流! ロベルト・バッジョの筆使い」と記し、1本の動画を公開。舞台は各国のカップ戦王者が集う1990-91シーズンのUEFAカップ・ウィナーズカップ準決勝、バルセロナとの第2戦だ。

 敵地での第1戦に1-3で敗れていたユベントスは、0-0で迎えた後半16分、ゴール正面やや右、約20メートルの地点でFKを獲得。キッカーを務めたバッジョが、バルサの元スペイン代表GKアンドニ・スビサレッタの動きを見極めながら、独特のゆったりとした助走から右足を振り抜くと、鋭くカーブしたシュートが壁の上を越えてゴール右隅に突き刺さる。スビサレッタは失点直後にボールを高く蹴り上げ、悔しさを露わにした。

 この動画がユベントス公式ツイッターとインスタグラムで公開されると、コメント欄には「なんて怪物だ」「神」「本物の史上最高」「彼はレジェンドだった」「バッジョは真の10番」「ファンタスティック!!!」「無限大のロベルト」など称賛の声が殺到。最終的に2戦合計2-3で敗れ、この時は決勝進出を逃したユベントスだが、稀代のファンタジスタがピッチ上で見せたプレーは、30シーズンという長い年月を経ても色褪せることがないようだ。

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