21歳ムバッペ、PSG退団へ理想のシナリオとは? 仏代表の英雄が指摘「誰もが幸せに…」
ジョルカエフ氏がムバッペに言及 PSGに「10年間滞在するとは思わない」
元フランス代表でパリ・サンジェルマン(PSG)のクラブアンバサダーを務めるユーリ・ジョルカエフ氏が、PSG専門のファンサイト「パリ・ファンズ」のインタビューに登場し、21歳のエースFWキリアン・ムバッペの移籍問題について語っている。
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ジョルカエフ氏は地元開催となった1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)の優勝メンバーで、近年ではFIFA財団の最高経営責任者(CEO)に就任したことも話題になった。PSGとはクラブの公式アンバサダーの関係だが、2022年6月に契約が切れるフランス代表FWムバッペの契約延長問題について語った。
「チャンピオンズリーグ(CL)に勝利して退団するのが美しい。彼は現在クラブのプロジェクトにあるが、パリで4シーズン目を迎えた。彼は若く、10年間滞在するとは思わない。フランスでは欧州レベルでほとんど達成できなかったタイトルを獲得することが彼の運命だ。昨シーズンはCLで優勝する絶好の機会があった。今シーズンは再挑戦できる。理想的なシナリオは勝って、素晴らしいチームと契約すること。誰もが幸せになるだろう」
ジョルカエフ氏はこう語り、欧州トップレベルの名門クラブ移籍をムバッペが目指すのは避けられないことだと理解を示している。一方で、その別れを美しいものにするためには、フランスのクラブではPSGが最も可能性が高いと見られる欧州制覇の野望を、在籍中に達成することを熱望した。
すでにPSGの強化責任者を務める元ブラジル代表レオナルド氏は契約延長に動いているとされるが、それが今季中にまとまらなければ、契約満了1年前となる来夏の移籍市場で動く可能性が非常に高くなる。そうした意味では、今季のPSGがCL制覇を成し遂げることがムバッペとクラブの両者にとって、理想のシナリオと言えるのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)