2年前のヘリコプター事故で逝去したヴィチャイ氏を偲ぶ

　リーガ・エスパニョーラ1部ウエスカの日本代表FW岡崎慎司が、自身の公式インスタグラムを更新。古巣レスターの元会長で、2年前にヘリコプターの墜落事故で逝去したヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏を偲ぶメッセージを投稿している。

　2018年10月27日、ヴィチャイ氏が所有するヘリコプターがプレミアリーグ第10節ウェストハム戦（1-1）直後に、本拠地であるキングパワー・スタジアムから離陸後に墜落。ヴィチャイ氏を含む乗客5名全員が帰らぬ人となった。2010年にレスターを買収し、15-16シーズンの「ミラクル・レスター」こと奇跡のプレミア優勝を支えた“恩人”の突然の死は、岡崎にとってもショックな出来事だった。

　昨年の命日に岡崎は、リーグ第13節エルチェ戦（2-0）で決勝点を挙げて「one goal for you boss（会長のためのゴール）」と自身の公式インスタグラムに投稿。今年は負傷中でゴールによる追悼とはならなかったが、「Always in my heart（いつも心の中に）」と綴って在りし日のヴィチャイ氏との2ショットを投稿している。

　この写真にファンも反応。コメント欄では「美しい1枚」「偉大なパーソナリティー」「2人のレジェンド」「最高の瞬間」と多くの反響が寄せられていた。

　ヴィチャイ氏との日々を胸に、岡崎は34歳となった今もスペインの地で戦い続けている。