南野の課題は「ファーストタッチ」 先発抜擢も低調な出来と英紙指摘「まだ理解する段階」
リバプールはCLミッティラン戦に2-0で勝利 南野は先発出場も存在感を発揮できず途中交代
リバプールは現地時間27日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でミッティランと対戦し、ホームで2-0と勝利を収めた。日本代表MF南野拓実は先発出場を飾ったが、インパクトを残すことができずに途中交代。英メディアは南野の低調な出来を指摘している。
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第1節のアヤックス戦を1-0で制していたリバプールは、プレミアリーグ第6節シェフィールド・ユナイテッド戦(2-1)から中2日で迎えたミッティラン戦で主力温存を決断。3トップには南野、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ、ベルギー代表FWディボック・オリギの控え組が起用された。
試合は序盤からリバプールが主導権を握るも、なかなか決定機を生み出せず。それでも後半10分、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドがスイス代表MFジェルダン・シャキリとのワンツーで右サイドを打開すると、折り返しをジョッタが押し込んで先制点を奪う。
後半アディショナルタイムには途中出場のエジプト代表FWモハメド・サラーが自ら獲得したPKを決め切ってリードを広げ、チームはCL開幕2連勝を飾りグループステージ首位に浮上した。だが南野は印象的なパフォーマンスを披露できず、後半15分に途中交代となった。
英紙「デイリー・スター」はミッティラン戦に出場した選手の中で、南野に単独最低評価となる5点を付け、「ファーストタッチがまずかった。リバプール側が彼にどのようなプレーを求めているのか、まだ理解する段階であるように見えた」と指摘している。
英紙「インディペンデント」は「いつも通りのハイプレスと稼働率をもたらしたが、エリア内、または連係に走り込んだ味方選手にとっても全くもって有効な存在ではなかった。ハーフタイム後には右サイドに回ったが、1時間でピッチを退いた」と説明。限られたチャンスでアピールを求められる南野にとっては、手痛い一戦となってしまったかもしれない。