「見事なオーバーヘッド」 アトレティコFWフェリックスの“ゴラッソ未遂”に海外注目
CLザルツブルク戦で2得点を決めたなか、序盤に見せた豪快なシュートが話題に
アトレティコ・マドリードは現地時間27日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節ザルツブルク戦に臨み、3-2で勝利を収めた。ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが2得点の活躍を見せたなか、“ゴラッソ未遂”となったバイシクルシュートが話題となっている。
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第1節では昨季王者バイエルン・ミュンヘンに0-4の大敗を喫し、今節はホームでの仕切り直しとなったアトレティコ。前半29分にMFマルコス・ジョレンテのゴールで先制したものの、前半終盤に同点とされ、後半早々には逆転を許してしまう。それでも1-2で迎えた後半7分にフェリックスが同点弾を決めると、同40分には逆転弾をゲット。シーソーゲームを制し、今大会初勝利を挙げている。
勝利の立役者となったフェリックスだが、見せ場はゴールシーン以外にもあった。スコアレスで迎えた前半14分、浮き球に反応してディフェンスラインの裏に飛び出すと、GKが寄せてくるなかでジャンピングボレー。バイシクル気味に合わせた強烈なシュートが放たれたが、惜しくもバーに阻まれてゴールとはならなかった。
入っていれば紛れもない“ゴラッソ”となっていたであろう一撃に、海外メディアは注目。海外サッカーサイト「Be Soccer」英語版が「スペクタクルなバイシクルキック」と取り上げると、オーストラリアのサッカー番組「The World Game」は「見事なオーバーヘッド」と称賛していた。その後の2得点も含めて、フェリックスの躍動に賛辞を送っている。
2019年の夏に移籍金1億2600万ユーロ(約155億円)でベンフィカから加入し、アトレティコでの2シーズン目を戦っているフェリックス。昨季はシーズン9得点と期待に応え切れない部分もあったが、今季は飛躍のシーズンとすることができるだろうか。