リバプールのファビーニョが戦線離脱へ “災難続き”に監督悲痛「起きてほしくなかった」
ファン・ダイクの“代役”ファビーニョがCLミッティラン戦で負傷…長期離脱の可能性も
日本代表FW南野拓実の所属するリバプールがまたもセンターバック負傷のアクシデントに見舞われた。現地時間27日に行われたUEFAのチャンピオンズリーグ(CL)のFCミッティラン戦(2-0)でブラジル代表DFファビーニョが負傷交代し、ユルゲン・クロップ監督は「絶対に起きてほしくなかったこと」と頭を抱えた。英紙「リバプール・エコー」が報じている。
リバプールは現地時間17日に行われたプレミアリーグ第5節のエバートン戦(2-2)で不動のレギュラーだったオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが右膝の前十字靭帯損傷の重傷を負い、手術を受けることが決定。長期離脱は避けられない状況となっていた。
ファン・ダイクの代役として、中盤を主戦場とするファビーニョを起用していたが、そのファビーニョがミッティラン戦の前半途中に負傷。ハムストリングを痛めたようで、前半30分で19歳のDFリース・ウィリアムズとの交代を余儀なくされた。
リバプールは2-0で勝利を収めたものの、センターバックのポジションで新たな負傷者が出たことで次戦以降への不安が残った。クロップ監督はファビーニョの負傷について「検査の結果を待つ必要がある」としたうえで、長期離脱の可能性も覚悟している様子だ。次のようなコメントが伝えられている。
「問題はどのくらいの離脱かということだ。今は1週間ならそれは3試合を意味する。10日なら4試合、14日なら7試合だ。間違いなくクールなことではないが、今はそういう状況だ。
できれば絶対に起きてほしくなかった。彼がハムストリングに問題を感じていて、それはあまり良くないものだ。彼はまだプレーできると言ったが、それ以上スプリントすることはできなかった。検査の結果を待ってどうなるか見てみよう」
ファン・ダイクに続く主力選手の負傷が相次いでいるリバプール。連覇がかかる今シーズンは序盤から茨の道が待っていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)