「シーズン最高?」 ボルシアMG、地を這う“50m超スルーパス”に反響「マジで美しい」
CL公式SNSが映像を公開、インテル戦でノイハウスがホフマンに芸術的なパスを通す
昨季のブンデスリーガで4位となったボルシアMGは、今季4シーズンぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に参戦している。現地時間21日に行われたグループステージ第1節インテル戦は、アウェーで2-2と引き分けたが、その試合で生まれた一時勝ち越しとなる一撃が、50メートル超えのスルーパスによって生まれたと話題を呼んでいる。
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敵地サン・シーロでの一戦は、0-0で折り返した後半に動き出す。後半4分にベルギー代表FWロメル・ルカクが決めてインテルが先制すると、同18分にボルシアMGはアルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニがPKを決めて同点に追いつく。そして話題となったシーンが生まれたのは、終盤の同39分だった。
センターサークル内で後方からのパスを受けたフランス人FWマルクス・テュラムが、相手のプレッシャーを受けてバックパスを選択。後方にいたドイツ人MFフロリアン・ノイハウスは次の瞬間、ワンタッチで前線へのパスを選択する。グラウンダーの鋭いボールは、フランス人FWアラサヌ・プレアの足もとを抜けて右サイドからインテル最終ライン裏へ飛び出したドイツ代表MFヨナス・ホフマンにピタリと合う50メートル超えのスルーパスとなった。フリーで抜け出したホフマンは、最後はインテルの元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチの股下を抜くシュートでゴールネットを揺らした。
この得点シーンの動画を、CL公式ツイッターは「とんでもないパス シーズン最高のアシスト?」と綴って投稿。同公式ツイッターの日本語版も「地を這う長距離スルーパス」と伝えた。また同じ映像を公開した同公式インスタグラムを含めて、コメント欄には海外ファンから多くの声が殺到。「なんてチームワークだ」「マジで美しいパス」「完璧」「滑らか」といった感嘆のほか、インテルファンと見られる人からは「オフサイド」との反応も寄せられていた。
試合はその後、後半45分にルカクに同点ゴールを決められて2-2のドローで終えたものの、ボルシアMGにとってはレアル・マドリード、シャフタール・ドネツクと難敵が揃うグループBで悪くないスタートを切ることができたようだ。