「フォースを使え」 東京五輪世代GK、“レーザーキック・アシスト”誕生秘話を告白
横浜FM復帰が決まったオビ・パウエル・オビンナ、栃木ラストゲームのアシストに言及
東京五輪世代GKのオビ・パウエル・オビンナは27日、育成型期限付き移籍していたJ2の栃木SCから横浜F・マリノスへの電撃復帰が決まった。そのなかで、栃木ラストゲームとなった25日のJ2リーグ第29節・愛媛FC戦(1-0)でアシストを記録した際に、指揮官から受けた“ユニーク”なアドバイスが注目を集めている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
ナイジェリア人の父と日本人の母を持つオビ・パウエル・オビンナは今年、流通経済大から横浜FMに加入。出番がないなかで、8月に栃木への育成型期限付き移籍が決まると、守護神として計9試合に出場した。
栃木ラストゲームとなった愛媛戦では、後半8分にセットプレーからのロングフィードでMF森俊貴のゴールを演出してアシストを記録したが、自身のツイッターでその舞台裏を明かしている。
「応援ありがとうございました! このプレーの直前に監督から『フォースを使え、オビ』と言われたのは内緒です」
人気SF「スター・ウォーズ」に登場する伝説のジェダイ・マスター、オビ=ワン・ケノービにかけ、田坂和昭監督からユニークな言葉が飛んでいたという。
自陣センターライン手前左から、低空キックで約50メートル先を走るペナルティーエリア内の森につなげ、森が華麗なトラップからゴール右隅にシュートをお見舞い。ピンポイントパスはまさにレーザービームのようだった。
ファンからもオビ・パウエル・オビンナの投稿に対し、「ナイス低弾道ショット」「はんぱねえ」「田坂卿…!」「フォースと共にあらんことを!」と感嘆の声が上がっている。
横浜FMのGK陣は、23日にサガン鳥栖から高丘陽平が完全移籍で加入し、昨季優勝メンバーの朴一圭が25日にレンタルで鳥栖行きとメンバーが入れ替わっており、オビ・パウエル・オビンナとしては栃木で成長した姿を見せたいところだ。