ジダン監督、出場激減で不満爆発のイスコも“お構いなし” 「ポジティブなこと」「野心だ」
今季公式戦4試合に出場するイスコ…不満を漏らすも「このチームでは常に起きている」
レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコは出場機会の少なさから指揮官の起用法への不満を口にしたとメディアで報じられたが、当のジネディーヌ・ジダン監督は「ポジティブなこと。選手だったら誰だって常にプレーしたい」と冷静に受け止めているようだ。
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ジダン監督の下で出場機会が限られているイスコ。同選手は現地時間24日行われたバルセロナとのクラシコの最中に、チームメートのクロアチア代表MFルカ・モドリッチやブラジル代表DFマルセロらとの会話の中で「彼(ジダン監督)が(自分をピッチから)下げる時は、後半5分とか15分、またはハーフタイム。(控えの時は)後半40分にならないと呼ばない」と監督への愚痴を話していたと現地メディアで報じられた。
イスコが持つジダン監督への不満が露わとなったとして注目を集めているが、ジダン監督はレアル・マドリードのようなスター選手が集まるビッグクラブでは起こりうることだとして意に介していない様子で、むしろポジティブな兆候だと考えているようだ。
スペイン紙「AS」はジダン監督のコメントを次のように報じている。
「(イスコの不満について)あれは野心だ。彼はプレーすることを望んでいる。ポジティブなこと。選手なら誰だって常にプレーしたいもの。彼らは自分たちの番が来るのに備えて、準備しておかなければならない。このようなことはこのチームでは常に起きているよ」
イスコは今季公式戦7試合のうち、4試合に出場。スタメン出場だったバジャドリード戦では後半12分、カディス戦はハーフタイムに交代。ベティス戦(3-2)では後半から、レバンテ戦では(2-0)では試合終了間際の後半44分から出場するも見せ場はなし。バルセロナとの伝統の一戦「クラシコ」ではベンチ入りしたものの、出場機会は与えられなかった。
いまだ得点やアシストも記録していないイスコだが、限られた出番の中で指揮官の信頼を得ることはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)