「バルサでは無理」「本当に危機的」 元仏代表DF、グリーズマンは移籍すべきと主張
リザラズ氏が同胞の後輩に移籍推奨、メッシとの“相性の悪さ”を指摘
バルセロナに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、24日に行われたレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”でベンチスタートとなった。フランス代表では絶対的なエースだが、昨季移籍したバルサでは居場所を見出せていないストライカーについて、元フランス代表DFビセンテ・リザラズ氏が自身の見解を語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
シーズン開幕前、ロナルド・クーマン監督は、グリーズマンをチームの軸の1人として指名していた。しかし、世界中のサッカーファンの大きな注目を集めるレアル戦(1-3)で、グリーズマンはベンチスタート。先発にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、そしてスペイン代表FWアンス・ファティとスペイン人MFペドリの17歳コンビが起用され、グリーズマンは1点を追う後半37分にファティに代わって投入された。
この状況を見たリザラズ氏は、フランステレビ局「テレフット」で「グリーズマンは最高だよ。彼はとても、とてもいい選手であり、フランス代表ではファンタスティックだ。でも、バルセロナでは全く違ってしまう。これは本当に大きな問題だ。彼はリオネル・メッシとプレーするという夢を叶えるために、バルセロナへ行った。だが、不幸なことに彼らは技術面で連係を見出すことができていない。それをピッチで確認できない」と語り、グリーズマンはバルサを離れるべきだと主張した。
「グリーズマンは、自分の役割を見つけることができない。彼はバルサでは、もう無理なんだ。信頼面で危機的状況にある。手遅れになる前に、早く手を切ったほうがいいことがある。自分の居場所が見つけられない時に、去ることを恐れるべきではない。もう18カ月が過ぎた。この状況は本当に危機的だ」
前所属のアトレティコ・マドリードでは、5シーズンで公式戦133ゴールを挙げてきたグリーズマンだが、昨季はバルサで15得点にとどまった。リザラズ氏は、バルサではかつての姿を取り戻すのは難しいと考えているようだが、グリーズマンは以前のような輝きをバルセロナで放てるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)