“エースキラー”復活! 「相手が速ければ速いほど燃える」長友がアジア勢を圧倒へ

世界で再び高めたSBとしての評価

 そして、ユベントスのコロンビア代表DFフアン・クアドラードはイタリア杯準決勝第2戦目で封殺。初戦でサイドを蹂躙されたリベンジを果たし、イタリア王者を延長PK戦まで引きずり込んだ。長友はかつてカメルーン代表FWサミュエル・エトーら世界の猛者たちを封印し、世界屈指の名門への移籍を果たすまで成り上がった。

 一時は膝や肩の故障などで鳴りを潜めていた長友だが、今季はスピードも復活。”エースキラー”としての本能を呼び覚ますと、マンチェスター・ユナイテッドからオファーも届くほど、世界でも評価を再び高めている。

「インテルとして戦った時にはすごくいい形で守れたと思うし、1対1もすごい楽しかったし。まだまだ僕自身ももっとすごい選手と戦えるように努力しないといけないなと思います」

 胸を張った長友だが、代表戦の相手はアフガニスタン。「逆に相手が引いて来るからやりづらいというのは正直ありますけど、僕個人としてはSBの選手はなるべく高い位置を取って、上がるタイミングもそうですけど、高い位置からどんどん攻撃に参加していかないといけない」と、格下相手に胸を貸すつもりはない。サイドをアグレッシブに制圧するつもりだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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