「踊るかのように翻弄」 柴崎岳、約3年ぶりゴールを現地称賛…3連勝に大きく貢献
オビエド戦で先制点を記録し、チームは2-1の勝利を収める
レガネスの日本代表MF柴崎岳が、スペインで約3年ぶりとなるゴールでチームの勝利に大きく貢献した。リーガ・エスパニョーラ2部第8節オビエド戦(2-1)で先発出場した柴崎は、後半16分に先制点をマーク。チームの3連勝に大きく貢献し、スペイン紙「AS」もその一撃を称えている。
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前節でアシストを連続で記録している柴崎が、この日は自らゴールネットを揺さぶった。ゴールレスで迎えた後半16分、MFミカエル・サントスがペナルティーエリア内深い位置に侵入してマイナス方向へと折り返すと、そこにポジショニングしたのは柴崎。巧みなタッチで相手マーカーをかわして、右足で得点を奪い取った。
レガネスはその後、後半42分に追加点を奪い、オビエドの反撃をアディショナルタイムの1点に抑えて勝利を収めた。「AS」紙は採点で柴崎に3点満点中2点の高評価を与えるとともに、ゴールシーンについて次のように描写している。
「日本人アタッカーはそのエリアで踊るかのように、2人のオビエドの選手を翻弄し、意のままに得点を奪った。安定のゴラッソだ」
柴崎にとって、スペインでのゴールは2017-18シーズン、ヘタフェ時代にバルセロナ相手に沈めたスーパーボレー以来、3年1カ月ぶりの一撃となった。昨季はデポルティボ・ラ・コルーニャで苦しんだ柴崎だが、今季第8節終了時点でレガネスは3位。勢いに乗るチームにあって、不可欠な存在になっている。
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