堂安律は「目を離してはいけない選手」 ブンデス初アシストを海外評価「1部で戦える」
後半35分にFWシプロックのゴールを演出して移籍後初アシストをマーク
ドイツ1部ビーレフェルトの日本代表MF堂安律は、現地時間25日に行われたブンデスリーガ第5節ヴォルフスブルク戦(1-2)で今季初アシストを記録。海外記者からも「目を離してはいけない選手」「1部のレベルで戦える」と高評価を受けている。
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堂安は開幕から5試合連続でスタメン出場を果たし、右サイドハーフに入った。しかし、試合は前半19分にオランダ代表FWボウト・ベグホルストのゴールで先制を許すと、直後にもMFマクシミリアン・アルノルトに決められ、2分間で2失点を喫してしまう。
ビーレフェルトはなかなか反撃の糸口を見出せないなか、ようやくゴールをこじ開けたのが後半35分だった。一度は速攻を止められたが、堂安がペナルティーエリア内右隅から右足で中央へピンポイントパスを供給。FWスベン・シプロックがダイレクトで合わせてゴール左隅に突き刺し、1点を返した。
結局、ビーレフェルトはその後同点に追いつけず1-2で敗戦となったが、堂安は移籍後初アシストで、ドイツ初得点を挙げた前節のバイエルン戦(1-4)に続いてゴールに絡む意地を見せた。
ポーランド紙「Dziennik Sport」に所属し、ブンデスリーガを中心にフットボールをカバーするピオトレク・トゥバツキ記者はツイッターで「素晴らしいゲームメーカー。ビーレフェルトのスイッチを入れ、目を離してはいけない選手だ」と称賛。ポーランドメディア「Weszlo」のマルチン・ボルゼンツキ記者も、「ビーレフェルトがブンデス1部に残留できるとは思えないが、リツ・ドウアンは1部のレベルで戦えるように見える。好奇心旺盛なウインガーだ」と高評価している。
堂安にはこの勢いをキープして、ドイツの地でアピールを続けてもらいたいところだ。