ビジャレアル久保、今季リーグ戦初先発も後半17分に途中交代 エメリ監督にアピールならず
リーグ戦7試合目で初先発もカディスを崩せずチュクウェゼと交代 チームも0-0ドロー
ビジャレアルは現地時間25日、リーガ・エスパニョーラ第7節で昇格組のカディスと対戦。日本代表MF久保建英は今季リーグ戦初となるスタメンに名を連ねたなか、相手の堅い守りにチャンスを作り出せず後半17分に途中交代となり、チームもスコアレスドローに終わった。
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ウナイ・エメリ監督は、22日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節のスィヴァススポル戦(5-3)で1得点2アシストの活躍を見せた久保をリーグ戦初スタメンに抜擢。4-3-3システムを採用し、3トップは中央にスペイン代表FWパコ・アルカセル、右に久保、左にMFモイ・ゴメスが並んだ。
久保は前半3分、敵陣でくさびを受けた際、背後からカディスDFフアン・カラに右足を削られ、しばらく足を引きずる時間帯もあったが、そのままプレーを続行した。
ビジャレアルは前半7分、相手にセットプレーを献上。GKが飛び出したところをFWアルバロ・ネグレドに押し込まれて先制点を許したかに思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の進言を経てのビデオ確認でオフサイドが認められ、ノーゴール判定となった。
前半16分には、左サイドの崩しに、右サイドからダイアゴナルな動きでゴール前に走り込んだが、背後からカディスDFアルフォンソ・エスピーノに倒されるもノーファウル。これには久保も思わず苦笑いを浮かべた。
久保は右サイドから果敢にドリブルで仕掛けたが、カディスの堅い守りを崩すことはできず、ビジャレアルはシュート1本のみでスコアレスのまま前半を折り返す。
ビジャレアルは80%近いボール支配率を記録しながら、カディスペースは変わらず。久保は後半17分にナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼと交代になった。
その後、お互いにゴールを目指して攻撃を仕掛けるも我慢の展開は続き、結局スコアレスドローでタイムアップ。ビジャレアルはボールを支配しながら決定打に欠け、久保もリーグ戦初スタメンのチャンスでアピールはならなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)