“プロレス級ヘッドロック”を「VARは無視」 マンU、PK疑惑の瞬間に英注目「事件を目撃せよ」
マンUはチェルシーとスコアレスドロー DFマグワイアが「WWEスタイルのヘッドロック」
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間24日、プレミアリーグ第7節でチェルシーと対戦し、0-0で引き分けた。一方、英メディアはこの試合でイングランド代表DFハリー・マグワイアが相手選手に対し行った“プロレス級ヘッドロック”に「VARは無視した」と注目を寄せている。
両チームともに今夏に積極的な大型補強を敢行したものの、波に乗り切れない低調なシーズンスタートとなっている。試合は一進一退の攻防となったなか、前半39分、チェルシーが右サイドのセットプレーからゴール前にボールを放り込んだ際、ユナイテッドDFマグワイアがチェルシーDFセサル・アスピリクエタを抱きつく形でブロックして転倒させた。
PK判定でもおかしくない場面だったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認すら入らずに、そのままプレーは続行となった。これを受け、英メディア「スポーツ・バイブル」は「マグワイアはアスピリクエタにヘッドロックしたのに、PKを免れた」と大々的に取り上げている。
また、英紙「ザ・サン」も「VARはマグワイアの“WWEスタイルのヘッドロック”を無視した」と見出しを打ち、「信じられないことにVARが不採用とした事件を目撃せよ」と、VARの確認さえ行われなかった事態に驚きを示していた。仮にこのプレーがPKとなっていれば、試合の行方を大きく左右する局面となったことは間違いないだろう。
page1 page2