「失敗は高くついた」 冨安健洋、“失点関与”シーンに伊メディアは辛口評価
ラツィオ戦にフル出場したものの、試合は1-2で敗戦
イタリア・セリエAのボローニャに所属の日本代表DF冨安健洋は、現地時間24日の強豪ラツィオ戦にフル出場。1-2で敗れたゲームで、イタリアメディアでは「失敗は高くついた」と失点に関わった場面を指摘された。
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冨安は強豪ラツィオとのゲームにスタメン出場したものの、チームは後半9分に先制点を許し、同31分には追加点を奪われた。試合終了間際に1点を返したものの、及ばなかったという展開だった。冨安は後半13分にイエローカードを受けたが、イタリア代表FWチーロ・インモービレに許した2点目の場面が採点では指摘されている。
イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では、採点記事のタイトルを「ダニーロと冨安、失敗は高くついた」として、DFダニーロ・ラランゲイラと共に指摘。「5.5点」を付けられた冨安は、「ホアキン・コレアと良いバトルを繰り広げた。実際にゴールを一つ防ぐ場面があった。後半、インモービレに不意を突かれてゲームオーバーになった」とされた。
2失点目の場面はこぼれ球をオーバーヘッドキックで中央に戻されたところ、インモービレに対するマークが遅れる形だった。意外性のあるプレーに対しての予測と反応の部分で差がついたという評価をされている。
また、サッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では冨安を「6点」として「前半は特にうまくやっていた。後半はラツィオの勢いが増して困難だった」と評価された。
開幕5試合を終えて1勝4敗と苦しい状況にあるボローニャは、ここまで無失点のゲームがなく10失点。センターバックとして期待されてセリエAの2シーズン目をスタートしているだけに、何とか失点を減らす結果を残したいところだ。