浦和が鮮やかな逆転勝利! ホーム3得点で2連勝、2位C大阪は3連勝逃す

浦和レッズDF山中亮輔【写真:小林 靖】
浦和レッズDF山中亮輔【写真:小林 靖】

前節大勝の勢いに乗り上位のC大阪を破る

 浦和レッズは24日、J1リーグ第24節でホームにセレッソ大阪を迎え、前節大勝の勢いに乗り3-1で快勝。2連勝と復調を印象づけた。

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 浦和は18日のベガルタ仙台戦で6-0の勝利を収め、ホームでの未勝利を5試合でストップ。無得点でのホーム4連敗という泥沼状態から復活の兆しを見せた。一方のC大阪は2連勝中で試合前の時点で2位につけ、首位の川崎フロンターレを追う意味では敵地でも勝ち点3が欲しい状況でこの一戦を迎えた。

 攻守の素早い切り替えから速いサッカーを志向する浦和と、攻守に安定したサッカーを志向するC大阪の戦いは、序盤はアウェーチームのペースになる時間が多くなった。そのなかで前半28分、浦和の最終ライン背後に出たボールにDF岩波拓也の反応が遅れて足を滑らせると、C大阪のFW豊川雄太がドリブルで突破。カバーに入ったDF槙野智章の寸前でシュートを放ってゴールを奪い、1-0とC大阪が先制した。

 それでも浦和は同32分、C大阪の最終ラインから中盤への中途半端な浮き球をカットしたMF長澤和輝を起点に素早く攻めると、最後はFW武藤雄樹のラストパスを受けたMF汰木康也の突破をC大阪DF瀬古歩夢が倒してPKの判定。これをFW興梠慎三が蹴り込んで同点とした。

 さらに浦和は同44分、アーリークロスのこぼれ球を拾ったDF山中亮輔がロングシュートを放つと、これが瀬古に当たってコースが変わりゴールへ。前半のうちに浦和が2-1と逆転してハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると浦和が攻撃から守備への切り替えが機能する時間帯を迎え、C大阪陣内で素早く攻める攻撃を数多く繰り返した。そうしたなかで同26分、左サイドのゴールライン際を汰木がドリブル突破すると、直前に交代出場していたFWレオナルドへラストパス。シュートはGKキム・ジンヒョンの正面に飛んだが、弾いたボールをMFマルティノスが蹴り込んで3-1とリードを広げた。

 その後はC大阪がゴール前に攻め込む場面もあったが、反撃の1点を奪うには至らず。このまま浦和が3-1で快勝して2連勝。残り9試合となったリーグ終盤戦で、勢いに乗りそうな気配を見せている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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