香川真司、オファー選択の“Xデー”は今週か スペイン紙が指摘「去就を伸ばすつもりはない」
サラゴサと契約を解除し、個人トレーニングを続けてコンディションを維持
スペイン2部サラゴサを契約解除となったMF香川真司は、現在フリーの状況が続いている。個人トレーニングを続けるなか、今週中に“手元の選択肢”からクラブを決定する可能性があるという。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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昨季サラゴサに加入した香川は、開幕当初こそ先発出場を重ねていたものの、シーズン中盤からは出場機会が減少。終盤にはトップフォームを取り戻し、1部昇格プレーオフでは好プレーを見せたが、チームは準決勝敗退で昇格を逃す結果となった。
2部での戦いが続くことが決まると、EU圏外枠選手で高給な香川の放出が報じられるようになり、両者合意のうえでの退団が決定。その後は、スペイン2部サバデルやドイツ2部ハンブルガーSV、ギリシャ1部PAOKサロニカなどからの興味が報じられるも、現在に至るまで所属先は決まっていない。
そのなかで、「マルカ」紙は「カガワ、自身の将来を決めるのを待ちながらハードに練習」との見出しで、香川の決断が近づく可能性を示唆している。
「シンジ・カガワは、自身の将来を決めるのを待ちながら、サラゴサでハードな練習を続けている。日本人選手は数日前からいくつものオファーを受けているが、自身の希望はスペインでプレーを続けることであるため、まだ行き先を決めていない。事実、いくつかの提示は我々の国(スペイン)からのものだが、彼を納得させるものにはなっていない。
基本的にカガワは去就を今後長い間伸ばすつもりはなく、今週いくつかの提示の中のどれかに決めることが考えられる。そのなかの多くは(スペインの)国外で現状欧州大会を戦っている。それはサッカー選手を魅了するもので、これまでに彼はスペインに残るあらゆる可能性を使い果たしてきている。外国籍選手に対する条件が、スペインでやっていくための行き先を決めるための大きな問題となっている。いくつかの候補の中にはサバデルがおり、選手を獲得するのに動いたクラブの一つだったが、それを成し遂げられなかった」
様々な障害があるなかで、31歳の香川はどこでのプレーを選択するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)