もう一度あの喜びを HKT48豊永阿紀、福岡アンバサダーとしての“幸福の未来予想図”
「私はJ1昇格を見据えるアビスパに見合うアイドル、タレントにならなきゃいけない」
――先日にはアビスパ福岡公式ツイッターから、「もうすぐ阿紀ちゃんの誕生日(10月25日)。このまま連勝プレゼントできるようにさらにさらに頑張ります」とのメッセージもありました。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
「アビスパは本当に温かいチームで、選手の皆さんが私のアンバサダーという立場を受け入れて、ファミリーの一員として迎え入れてくださっています。だからこそ、アイドルがアンバサダーをやっているという状況にとどめるのではなくて、はっきりと目に見える形で恩返しがしたいとずっと思ってきました。私は、たとえどういう状況になっても応援し続ける存在でありたい。選手の皆さんと同じ方向を見ることで、“案内板”じゃないですけど、多くの方にアビスパを知っていただくきっかけを作っていきたいです」
――今年でアビスパ福岡公式アンバサダーも3年目に突入しました。今後挑戦してみたいことや目標は?
「今年はコロナ禍で試合が開催できなかった期間、『オンラインファン感謝デイズ』(リモートによる選手トークショー/5月開催)やインスタライブが実施されて、今までアビスパのコアなサポーターの方しか分からなかった部分を、広く知っていただける機会があったと思います。これからも、私を応援してくださるファンの方を含めて、アビスパを知らない方に、チームの成績、選手、戦い方、ピッチ外の取り組みを発信して、その魅力を少しでも届け続けていきたいです。
先日のギラヴァンツ北九州戦は9006人の観客動員を記録しました。この状況下では本当に凄いことだと思います。私のファンの方で、『アビスパを好きになって来たよ』という声も聞くことができて、あの人数の中に加わっていると思ったら、少しは力になれているのかなと感じました。最近はアビスパのサポーターの方が私の活動も応援してくださっています。アビスパとHKT48は同じ福岡を拠点とするクラブ・グループなので、もっと関係深く、一緒に盛り上げていけたらいいなと思いますし、私はJ1昇格を見据えるクラブに見合うアイドル、タレントにならなきゃいけない。クラブの力になれる価値のある存在でいたいと思います」
[PROFILE]
豊永阿紀(とよなが・あき)/1999年10月25日生まれ、福岡県出身。2016年、HKT48の4期研究生となり、17年11月にチームHへ昇格。中学2年生の時にアビスパ福岡の試合を観戦したのがきっかけで、スタジアムのゴール裏で応援するほどの熱狂的なアビスパサポーターとなる。18年は「ハチ祭り」公式アンバサダーを務め、アビスパ福岡公式アンバサダーにも就任した。現在は海外サッカーも勉強中。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)